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続けていくと、見えてくる?

続けていくと、見えてくる──

このコピーは某新聞の販売促進の広告のコピー。ちょっと前までは「なかなか良いコピーかも」って思ってた。何気ない(?)ニュースもひとつひとつ自分の中に吸収していくと、それを自ずと紡ぎあわせることができるようになり、「風が吹けば桶屋が儲かる」のような関係性まで自分の中で構築できるようになる、って。そういう態度で若者には新聞に触れて欲しいものだ、って思ってた。

でも最近になって「違う」って思うようになった。このコピー、実は全然「いまどき」じゃないって。

まず、いまの若者気質としては「続けていく」こと自体、馴染まなそう。「続けなきゃいけないの?」「続けなくても見えないのかなぁ?」なーんて思いそう。

次に環境の変化。若者がどんどん怠け者になってるって訳じゃなく、そもそも飛び交う情報の量や質が、日々確実に増えて/変わっているという事実を認識した上でのコピーだったのかギモンに思った。

江戸時代の一般的な庶民が一生をかけて知り得る情報の量は一般週刊誌1冊分くらいのものだと聞いたこと(←ウラとってません)がある。それを聞き、へぇ~って関心していたのは、まだネットも普及していない15年くらい前のこと。そしていまや、ネットの浸透で誰しもが情報を発信できる時代。アクセス可能な情報量たるや、天文学的数字の開きがある。(膨大な情報の中から自分に必要そうな情報を選るっていってもキリがない。キリがないから、えいやっと、情報を「選別してくれる」機能を「新聞」に期待する手もあるかもしれないけど...。)

また、1次ニュースを旬なタイミングでピックアップしつつ自分の考えをかぶせる「ブロガー」さん達の情報も、ニュースのセレクトショップのようで味がある。もちろん、識者の解説や、専門記者が深く掘り下げた雑誌記事だって捨て難い。質にも随分バリエーションがある。

そんな状況になってくると「見えてくる」ための近道は、どうやら新聞を読み「続ける」ことではないように思われるわけで...。

じゃ、近い将来どこの桶屋が儲かるのか、もしくは別の誰かが儲かるのか、それが見えてくる近道は何なのだろう?

結局は、試行錯誤しながら、情報収集のカタチを考え「続けていけば」、きっと然るべき近道が「見えてくる」のかな...。...って、元のコピーに辿り着いた。おぉ、このコピーやっぱりいいかもぉ。


#いやいや、やっぱり続けなくても見えてこないかなぁ。誰か教えて!

2007 10 23 [ひとりごと] | 固定リンク

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コメント

でもこのコピーって、結局「継続は力なり」(住岡夜晃著『讃嘆の詩』)が元ネタなんですね・・・。原仙の英文読解でも使ってたような気がしますが。いや、嫌いじゃないですよ。

投稿者: kogosho (Oct 24, 2007 2:16:12 AM)

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